相場局面〜トレンドとレンジ〜
こんにちはFXに奮闘中
FX syaruです。
今回はFXの相場局面について書いてみたいと思います。
FXの相場局面にはトレンド相場とレンジ相場の2つがあります。
この2つの相場を理解することはFXのテクニカル分析を行う上で欠かせないことなので
しっかりと頭に入れておきましょう♪
相場は基本的に上下動を繰り返しながら動いていますが
大きく見たとき一定の方向を目指して動いていることがあります。
これをトレンド相場と言います。
上を目指して動いている相場をそのまま「上昇トレンド」と言います。
右肩上がりの上昇トレンド
下を目指して動いている相場を「下降トレンド」と言います。
右肩下がりの下降トレンド
上昇トレンドでも下降トレンドでも
トレンドを追いかけてポジションを持つことを「順張り」といいます。
トレンドに逆らわずに乗ることができれば相場はそれほど難しいものではありません。
トレンドの反転を狙ってポジションを持つ
「逆張り」と比べると難易度が低く初心者に向いています。
初心者のうちは「トレンドが起こりそうなポイント」を予測するのは難しいので
見切り発車をせずトレンドが形成されたのをちゃんと確認してからエントリーするように徹底すると利益を上げやすくなります。
次に
レンジ相場です。
このように相場が上にも下にも行こうとせず
横ばいになっている状態がレンジ相場ですね。
レンジ相場は、その性質から揉み合い相場
持ち合い相場などと呼ばれることもあり
ジグザグしながら進みます。
そのジグザグの上端で売りで入ったり
下端で買いで入ったりするような取引を繰り返す
スキャルピンクトレード、デイトレードがありますが
難易度は高めです。
相場のほとんどはレンジ相場と言われ
レンジ相場とトレンド相場の割合はおおよそ
7:3程度だと言われています。
相場のほとんどの部分がレンジだと思って見てみれば
ある一定の方向に動いている部分があり
「ここからここまでがトレンドかな」とおおよそ判別することができ
動いていない部分がレンジになるので
トレンドとレンジを見分けていくことができます。
レンジ相場とトレンド相場の割合は7:3程度と書きましたがくっきり分かれているわけではありません。
トレンド相場の中にもレンジ相場はあるし
レンジ相場の中にもトレンド相場はあるということです。
現在の相場がトレンドかレンジかということは
見る時間足によっていくらでも変わってしまうのです。
たとえば下の図はレンジ相場ですが
レンジ相場の中にも下位足では
上昇トレンドがあり
さらに下位足で見ると下落トレンドに・・・
このように見る時間足によっていくらでも変わってしまうのですが
短期足と長期足をシンクロできるようになってくると
レンジ相場がトレンド相場に切り替わるタイミングがわかるようになるので
エントリーできる幅が広がり勝率も上がります。
まずはメインで見ている時間での環境認識を
出来るようにどんどんチャートを見て
感覚を養っていきましょう♪
まとめ
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売買タイミングがわからない人はこれ!
こんにちはFXに奮闘中
FX syaruです。
皆様トレード成果はどうでしょうか?
チャートを見ていてもトレードのタイミングが
イマイチわからないといった方も
いらっしゃると思います。
そんな方に覚えて欲しいローソク足の組み合わせがあります。
これがわかると
チャートの予測が立てやすくなり
買いや売りのタイミングがわかりやすくなります。
それは [酒田五法] といわれる
チャートパターンです。
酒田五法(さかたごほう)とは
多くの投資家に愛用され続けているテクニカル指標の1つで
5つのローソク足パターンを用いて売買タイミングを判断します。
ここでは売買タイミングがわかるローソク足パターンの「酒田五法」をご紹介します。
1.「三山」
三山・三尊・逆三尊は
高値(安値)を3回トライして突破できなかった時
その上昇・下落トレンドは終了した可能性が高いという概念から
”天井と大底を見極めるローソク足パターンの分析方法”です。
今までのトレンドとは逆方向にトレンドが発生する可能性を表していて
特に、パターンが出現すると同時に出来高も減少していれば
相場が落ち着いてきている証拠であり信憑性が高いと判断できます。
また、三山・三尊は売りサイン
逆三尊は買いサインを意味しますが
すぐに天井、大底だと判断して売買を行うのではなく
出来高の減少や値動きが反転していることを確認してから売買を行ったほうがリスクが低いと言えるでしょう。
2.「三川」
「三川(さんせい)」は逆三尊など「三山」の逆という説もありますが
ローソク足の線(せん=川)の並びに注目した分析法だという解釈が一般的で
酒田五法の中でも中核をなす部分になります。
中でも有名なのは相場の天底に出現しその後の反転の予兆とされる
「三川明けの明星」「三川宵の明星」でしょう。
トレンド中に買いと売りが均衡した後
窓を開けて勢いよく上昇・下落することによるトレンド転換を意味し
明けの明星は買いサイン
宵の明星は売りサインを表しています。
1本目に上昇・下落した後2本目のローソク足によって
今までのトレンドの進行が妨げられたことを表していて
三山・三尊・逆三尊と同様に天井、大底であることを示しています。
三川の場合もしっかりと反転していることを確認してから売買を行うようにしましよう。
3「三法」
三法(上げ三法・下げ三法)は
トレンド発生中に小さな陽線・陰線を挟み
1本目の大きなローソク足を超える
上昇・下落が起こることによって強いトレンドを意味し
上げ三法は買いサイン
下げ三法は売りサインを表しています。
極端に上昇・下落するのではなく細かい上下を繰り返しながらトレンドを形成していきます。
三法は、上下の値動きも考慮してトレンドが落ち着いてから
逆方向に大きく動かなければトレンドは継続していくことを示しています。
「三空」と「三兵」
一見似たような組み合わせですが
三兵(黒三兵・赤三兵)は
陽線または陰線のローソク足が3本連続で並び
高値・安値が更新されていることから強いトレンドの発生を意味していて
赤三兵は買いサイン
黒三兵は売りサインを表しています。
上昇・下落が加速するほどにトレンドに乗りたい新規注文や
許容できる損失を超えた投資家の損切を巻き込み
更にトレンドの勢いが増していくと判断できます。
三空(踏み上げ・叩き込み)は
3回連続で窓ができるローソク足のパターンで
強い上昇・下落のサインを意味し
三空踏み上げは買いサイン
三空叩き込みは売りサインを表しています。
急騰・急落によってできた窓は
利益確定や損切などの反対売買により次第に閉まっていきます。
大きなトレンドによって開いた窓は必ず閉まるという習性から
三空は相場の転換を示しています。
他にも様々なパターンがあるので
チャート上で見極めて売買タイミングを
探してみましょう
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ローソク足の組み合わせ
こんにちはFXに奮闘中
FX syaruです。
ローソク足について続いては
組み合わせを見ていきたいと思います。
まず
・はらみ線
はらみ線とは、
2本目のローソク足が1本目のローソク足の実体のなかに入ってる2つのローソク足の組み合わせをはらみ線といいます。
2本のローソク足が陽線または陰線かどうかで買いサイン・売りサインを判断するパターンです。
安値圏で1本目のローソク足が大陰線のはらみ線は
下落から上昇の転換を示唆しています。
左から
陰の陽のはらみ線
陰の陰のはらみ線
陰のはらみ寄せ線
といいます。
いずれも2本目のローソク足の安値は1本目の大陰線の安値より上にあり安値を更新できていません。
また、買いと売りが拮抗してきたことから、値動きはより小さくなっています。
高値圏で1本目のローソク足が大陽線のはらみ線は上昇から下落の転換を示唆しています。
左から
陽の陽のはらみ線
陽の陰のはらみ線
陽のはらみ寄せ線
といいます。
陰のはらみ線と反対の意味をもつ複数足によるパターン分析になります。
陽の陽はらみと陰の陰はらみは
今まで続いていたトレンドが弱くなりつつあることを表しています。
一方、陰の陽はらみと陽の陰はらみは弱まったトレンドが新たなトレンドによって
転換する可能性を表しています。
もちろん様々な要因が考えられるため
一概には言えませんがはらみ線が出てすぐに
転換というわけではなく今まで発生していた
トレンドが落ちついたことを表すため
様子見サインとしても有効です
・つつみ線
はらみ線とは逆に
1本目のローソク足が2本目のローソク足の実体のなかに入ってる
2つのローソク足の組み合わせをつつみ線といいます。
2本のローソク足が陽線か陰線かによって
買いサイン・売りサインが分かれる
ローソク足の組み合わせです。
安値圏で2本目のローソク足が大陽線のつつみ線は
下落から上昇の転換を示唆しています。
これを陽のつつみ線といいます。
高値圏で2本目のローソク足が大陰線のつつみ線は
上昇から下落の転換を示唆しています。
これを陰のつつみ線といいます。
陽のはらみ線と反対の意味をもつ複数足によるパターン分析になります。
底値圏で陽線の包み足が現れた場合は買いサイン
天井圏で陰線の包み足が現れた場合は売りサインとなります。
下落して底値圏に近づいたり
上昇して天井圏に達しそうになるほど
そろそろ反転するかもしれないという心理が働きます。
自然に底値や天井を探るようになるため
下がり続けて底値圏で大きく上昇する
または上がり続けて天井圏で大きく下落した
このような場合には包み足が出ていないか見ることで反転の値動きに乗った利益を得ることができます。
今回は以上になります!
皆様最後までご覧いただきありがとうございした♪
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ローソク足の形
こんにちはFXに奮闘中
FX syaruです。
前回のローソク足に続き今回は
ローソク足の形についてです。
ローソク足の理解を深めるために
買い方と売り方に分かれて勢力が相場でぶつかりあい
それぞれのローソク足となるかを見ていきましょう。
陽線
買い方の勝利。
取引開始から終了まで
買い方と売り方が戦って最終的に買い方が勝利したことになります。
ローソク足の実体が長いほど買いの勢いが強いと考えます。
陰線
売り方の勝利。
ローソク足の実体が長いほど売りの勢いが強い、と考えます。
十字線
引き分け。
始値と終値が同値でローソク足の実体がない形。
買い方と売り方の勢力が拮抗していると考えます。
高値圏ではこれまでの買い方の勢いを
売り方が止めたことになり下落への転換の示唆
安値圏ではこれまでの売り方の勢いを
買い方が止めたことになり上昇への転換の示唆になります。
上ヒゲ
買い方が高値まで買いで攻めたが
売り方の抵抗で押し戻された。
ヒゲが長いほど売りの抵抗が強かったことを示唆しています。
下ヒゲ
売り方が安値まで売りで攻めたが買い方の抵抗で押し戻された。
ヒゲが長いほど買いの抵抗が強かったことを示唆しています。
ローソク足を使った相場の分析は
この5点を基礎として組み立てられています。
ほかにも・・・
大陽線(だいようせん)
買い方の大勝利。
ローソク足の実体が他に比べて明らかに大きく
チャート上で目立つ陽線を大陽線といいます。
売り方の勢いが弱まっておりその後も
買いの勢いが続くことを示唆しています。
大陰線(だいいんせん)
売り方の大勝利。
大陽線と反対の性質を持ちます。
買い方の勢いが弱まっておりその後も
売りの勢いが続くことを示唆しています。
陽線坊主(ようせんぼうず)
買い方の一方的な勝利。
上下のヒゲがなく比較的大きな実体をもつ陽線を陽線坊主といいます。
始値から下の安値を作ることを許さずに始値が安値になっており
高値からの押し戻しも許さずに終値が高値になっています。
上下のヒゲがないことで買い方が一方的に押している状況が表現されており
その後も買い方の勢いが続くことを示唆しています。
陰線坊主(いんせんぼうず)
売り方の一方的な勝利。
陽線坊主と反対の性質を持ち
その後も売り方の勢いが続くことを示唆しています。
上影陽線(うわかげようせん)
上ヒゲの長い陽線を上影陽線といいます。
高値圏では下落への転換の示唆となります。
買い方の勝利であるが売り方の抵抗が強かったという解釈です。
安値圏では上昇への転換の示唆になります。
売り方に抵抗されたが最終的には買い方が勝利したという解釈です。
上影陰線(うわかげいんせん)
上ヒゲの長い陰線を上影陰線といいます。
高値圏では下落への転換の示唆になります。
売り方の抵抗が強く最終的にも売り方が勝利したという解釈になります。
下影陽線(したかげようせん)
下ヒゲの長い陽線を下影陽線といいます。
安値圏では上昇への転換の示唆になります。
買い方の抵抗が強く最終的にも買い方が勝利したという解釈です。
下影陰線(したかげいんせん)
下ヒゲの長い陰線を下影陰線といいます。
高値圏では下落への転換の示唆になります。
買い方に抵抗されたが最終的には売り方が勝利したという解釈です。
安値圏では上昇への転換の示唆になります。
売り方の勝利であるが買い方の抵抗が強かったという解釈になります。
ローソク足の形をまとめると
このようにローソク足一つでも相場の流れを読むことができます。
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ローソク足
こんにちはFXに奮闘中
FX syaruです。
まず最初の記事はローソク足から!
ローソク足とは相場の値動きを時系列に沿って図表として表す手法の一つです。
形状が「ローソク」に似ていることで「ローソク足」と呼ばれています。
ローソク足チャートの「ローソク」とは期間中の
・始値(はじめね)
相場が始まった時の価格
・高値(たかね)
期間中の高値
・安値(やすね)
期間中の安値
・終値(おわりね)
相場が終わった時の価格
を形で表したものをいいます。
またローソク足は期間によって呼び名が変わります。
期間が1日なら日足(ひあし)
1週間なら週足(しゅうあし)
1ヶ月なら月足(つきあし)
時間単位ならば、時間足(じかんあし)
分単位ならば分足(ふんあし)と呼ばれ
「陽線(ようせん)」
と
「陰線(いんせん)」
の2種類があります。
・陽線
始値よりも終値が高い価格で終わった場合、ローソク足の実体部は「陽線」と呼ばれます。
ローソク足が「陽線」だった場合、買いの勢いが強かったことがわかります。
実体部が短ければ買いの勢いは弱かった
長ければ買いの勢いが強かったということになります。
・陰線
ローソク足の実体部は「陰線」と呼ばれます。
ローソク足が「陰線」だった場合、
売りの勢いが強かったことがわかります。
実体部が短ければ売りの勢いは弱かった
長ければ、売りの勢いが強かったということになります。
ヒゲ
ローソク足では高値と安値を「ヒゲ」で示していることで
高値圏や安値圏での売り圧力と
買い圧力の強弱が把握できます。
上ヒゲが長ければ一時はかなり上昇したのに
売り圧力が強かったために押し戻された。
上昇トレンドが長く続いた後に出現した場合
そろそろ天井圏に近い可能性が示唆されます。
反対に下ヒゲが長ければ一時は大きく下がったのに
買い圧力が強かったために押し戻されて終わったことがわかります。
下落トレンドが長く続いた後に出現した場合
そろそろ底値圏に近い可能性が示唆されます。
ローソク足の知識の基礎がしっかりしていると一目で
相場の状態をある程度推測することができます。
今回の記事は以上になります♪
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FX syaru ブログ
はじめましてこんにちはFX syaruです。
このブログでは
初心者がFXに奮闘し
独学でインプットとアウトプットを
していき更に学びを広げるために作りました。
ほぼ自己満足のブログにはなりますが
FXをこれから学んでいこうという方にも
わかりやすいブログにしたいと思いますので
ご指摘やご教授などがあれば
是非コメントください。
他にも趣味の
釣り情報やスノーボードの記事も
書けたりすると良いなと思いますので
皆様是非よろしくお願いします。
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